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地獄行き (自分のためのメモ) [浄土真宗]

親鸞聖人の言葉には、つよい決意と意味が含まれていて、
ボンヤリ生きている自分は、はっとさせられる。
いつも頭に張りついて忘れられない言葉がある。

「いずれの行もおよびがたき身なれば、
とても地獄は一定すみかぞかし
                  歎異抄第2章」

***人間はどんな修行も完璧にはやり遂げられない
  身なのだから、地獄こそわたしの住む場所です。

だれでも地獄には落ちたくない、極楽に行きたいと願う。
それを自分の住処は地獄がふさわしい、という。
自分は地獄行きは間違いないと、はっきりと理解した。
ハラが据わった。言い逃れはしない。
ジタバタしても、そんなことはお見通しなのだと、
わかっている。

いい子になろうとか、エエ格好しようとか、
そんな気持ちは微塵も無い。
地獄行き決定。すべてをお任せしよう。

地獄といえば、白隠禅師の言葉も愉快である。
檀家の人か誰かが、白隠禅師に訊いた。

名和尚といわれる白隠さんですから、
きっといずれは極楽に行かれるのでしょうね。
すると、わしは地獄へ行く、との答え。

えっ、どうしてですか。
白隠は答える。
わしは地獄へ先に行って、
皆が落ちてくるのを救ってやらねばならん。

地獄へ行こうが極楽だろうが、
そんな自分のことなど、
どうでも構わないということか。

(2015-11-18 SNS日記より)

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